最近のわたしぱーとつー

2つ目

結婚観



ん?というか、恋愛観?笑


最近たくさんのドラマを観るようになった。

時間もたくさんあるし。


あー恋愛っていいなーきゅんとする。

こんなかっこいいひとと恋愛出来たらそりゃね。

となんとなく斜めから見ていた。


もう一つ、きっかけがある。

就活のときに、

「あなたにとって母とはどういう存在ですか?」


正直考えたことがなかった。

たまに、あー愛されているなと感じることはあっても、いざそう聞かれるとわたしにとって母はどんな存在なんだろうと思った。


仕事面で、わたしは母をカッコ悪いとずっと思ってた。

絶対に母みたいな働き方はしない。

自分の仕事に誇りを持って働きたい。

会社の文句を言いながら働く母はかっこわるい。


そう思っていたけれど、あるとき言われたのは

「でも、あなたをここまで育てて、いい大学に入れてくれて、素晴らしい親御さんだと思うけどね。」

間違いなかった。

わたしの母は、仕事の文句を言いながらも働き続けている。

一度聞いたことがある。

「仕事嫌にならないの?なんで働いてるの?」

母はすぐに答えた。

「そういうものだと思ってるからね。生きていくためだよ。」

なんてかっこいいんだろう。

母は役者になる夢を途中で諦めた人だった。

縁で保険会社に就職し、それ以来会社を転々としながらも、仕事が途切れたことはない。


10年働いた会社を退職するとき、

お客さんやスタッフの皆さんから多くの贈り物をいただき、何回も送別会を開いてもらっていた。

母は得意げに

「お母さん、結構みんなに感謝されることをしてきたんだよ。今まで気づかなかったけど。」

といってきた。



ものすごく幸せそうな顔をしていた。




まだわたしが学生ということもあって、他の会社で働いている。

また始まった会社のひとの文句。

でも、わたしはもうかっこわるいとは思わない。

家族のため、わたしのために働いてくれている。

家族のために、辛いことがあっても、

わたしが帰るときにはいつも温かく迎え入れてくれる。

わたしが欲しいものがあれば、いつも揃えようとしてくれる。

わたしが楽しいことがあったときには。いつも話を聞いてくれる。


そんな風に愛されている自分はすごく幸せだと思った。


同時に、わたし自身もそうやってひとを愛せるひとになりたいと思った。





久しぶりにSとEと馴染みのラーメン屋さんへ。


最近結婚したいと思うようになったと、軽い気持ちで話した。

「お、すごいじゃん!なんで?」

母の話をした。


わたしもひとをそうやって愛せるようになりたい。

そして、自分の子供をそうやって愛してあげたい。


それが結婚というものなのかなと思った。

だから、結婚をしたい。

結婚につながる恋愛をしたい。


そうはっきりと答えることができた。


普通のことかもしれない。

けどわたしにとって大きな一歩だった。



3年の夏合宿で、

「なんでわたしは打算的に恋愛をしなくちゃいけないの?」

と泣いたことも話した。

Sは覚えていて、もう、めちゃくちゃ恥ずかしい黒歴史だけど…


みんな何年後に結婚したいから、この人を好きになろうって考えるの?

みんなそうやって今の彼氏と付き合ったの?

わたしだって普通にひとを好きになりたいし、普通に恋愛がしたい!と。

めちゃくちゃ自分に劣等感を感じていた。



もう、結婚するだろうという彼氏がいるSは

「んー、でも、今Kさん(彼氏さん)がいなかったら、絶対に会社入って見つけなきゃと思ってると思う。もし、会社にいなかったら合コンとかしまくると思う。」

わたしと同じように彼氏がいないEは

「結局、その先の結婚を考えていても考えていなくても、好きになるのは同じだからね。」


あー、そっか。

同じなんだ。

彼氏がいるSも、彼氏がいないEも、わたしも。

なるようになると思っていたとしても

結婚するために打算的に考えていたとしても

結局すきになる瞬間は同じ。

単純に相手を思う気持ちはいつだって変わらないのだ。



なんて単純なことがわからなかったんだろう。

これもまたすっきりした。



わかった、わたしはどうしたらいいの?

いや、わかるよ、自分の良くないなってところ。

「どこ?」

感情的、短気でしょ、 プライドが高いところ…

自分で言ってて泣きそうになってきた。

「んー…」

なんか微妙な反応。

だから、相手を思いやるのとか必要だとは思ってるんだよ………

「そうだと思う。さっきのやつ見てみなよ!それが全てだよ!」

さっきのやつとはその前に心理学のようなもので割と正確な性格診断みたいなものをしていたやつだった。わたしは診断したわけじゃないけど、いや、確実にタイプ4だろと言われていたし、自分でもそう思った。

そこには

「特別な存在でありたいひと」

と書いてある。




なるほど


わたしは求めすぎなんだね。

「そうだよ!!!」

即答。

「やっぱりgive and takeだと思うんだよね。」

はー、この子たちはなんてわたしのことをわかってくれているんだ。

だからやめられない。くぅ。


そうだね。

相手を思いやる気持ちが結局愛なんだよね…うん。

自分が求めるものを得るには自分もそのフェーズに行かなきゃいけない、だから、わたしも女を磨く!と思っていた半年前の自分はバカだったよ。


ずっとバカだなと思ってたけど、

改めて今、実感として沸きました。

反省します。

と伝えて、そこは収束した。



なんだか、この短期間、しかも当たり前すぎて今まで意識したことのないつながりから、大切な学びを得たような気がする。


今わたしはすごく充実している。

すごく清々しい。


家でも、家事がめんどくさいよりも、これをやったら両親が喜んでくれるかもしれないという気持ちが先に立ち、

重い腰があがるようになってきた。



前にもこういうことあったなー。

あー、好きな人ができたときだ。

こうやって家でやっていたら、その人のためになれるかもと思ったときだ。


恋って素晴らしいね。




結論?笑