市場三郎

初の単独主演、市場三郎温泉宿の恋、おめでとうございます!!

ついに、濵田さんの綺麗なまっすぐな歌声が世に知らしめられるとなると、

興奮で目が覚めちゃうよ!ほんまに!


というわけで、感想入ります。


いわゆる喜劇、コメディを舞台で観たのは初めてだったから、

Show Time的なモチベーションで行ってまいりましたっ!


一つだけ言わせてくれ。

やっぱり、濵田さん、あんたの歌声は綺麗だよ。

舞台だと、舞台用の発声の仕方ってあって、

まりゑさんとかの歌声とかの迫力って目を見張るものがあるのですが、

それはやっぱりずっと舞台で歌ってきたからとか

それがまりゑさんの素晴らしいところで、

あーこの人はこうやって生きていくんだろうなーと思ったんだけど。

舞台がホームでなくとも、

あんなに、すんっと通ってくる声はやっぱり濵田さんの素晴らしい持ち味で。

だからこそ、これからどんどん伸びやかになっていく声なのではないかと思うから、

これからが楽しみだし

ぜひ、大切にしてほしい。

毎回生で聴くたびに感動するんだよね。

ずっと大切にしてね。


内容に入りますと、、、

やっぱり喜劇って落とし所が難しいよね!

脚本で良い感じに落とし所作っても、それをきちんとポンっと役者さんたちが落とさないと成り立たないし、

かと言って、役者さんたちがいくら面白くしても

最後のオチが大したことないと後味が悪くなってしまうし、、、、

と、思ったわけですが。


全体的な流れとして、もう、全てが面白い!

ちょこちょこ入れてくるネタ?それがまた地味!

大きなボケをしてるわけでもないし、

あからさまな感じでもなく、

でも、さりげなく置いてくるポイントがうますぎる…!

そして、それをやってる役者さんたちが、

ふざけてる!ふざけすぎ!だからより面白い!

やっぱり、一番は役者さんがその役を等身大で楽しめてるかどうかってところだと思っていて。

好きなんだろうなーあーゆーの。笑


前に聞いたことある言葉で印象に残ってるのは、

役者はみんながやりたくないことをやってる、恥を捨てなきゃできない。

間違いない。

きっと、役者を続けてる人たちって、

そうあることが好きで、たまらないんだろうなーと思う。


本当に素敵な人たちと濵田さんはやっていたんだから本当にすごいと思う。

でも、だからこそ、私には食われてしまった感じがしてしまった。


濵田さんはきっといろいろ悩んで悩んで悩んで。

濵田崇裕の殻をどう破ろうか悩んだと思う。

それはきっとあの人たちに囲まれていたからこそなんだと思うんだなー。

何に悩んでたかなんて本人にしかわからないのですが。笑

殻を破れたのか、本人が言っていた壁を乗り越えられたのかはわからないけど、

あの人たちと一緒にできたというのは、きっと大きな財産になるんだろうなと思った。


私には食われてしまったように見えたけど、

主演は間違いなく濵田さんで

その周りの人たちは、舞台を成り立たせるために、

濵田さん率いる市場三郎チームを盛り上げるためにやってくれていたことはまぎれもない事実。

(アクロバットとか入れてくれたのも、愛だね)


偉そうだけど、客観的にこう思ったのは事実なので、

ファンとしては、この舞台からまたどんどん濵田さんの可能性が広がっていくんじゃないかなって期待しかありませぬ。

まだまだ、行ける。

完璧じゃないからこそ、もっとドキドキする。

それを感じさせてくれたこの舞台は

本当に意味のある、素敵なものだったと思う。

…というわけで、

濵田崇裕に舞台のお仕事ください。ぜひ。



壁をぶち壊すのって難しいよな。

でも、それを一つずつ壊して自分を作ってきた人たちはやっぱりすごい。


ってか役者さんってやっぱりすげえええええ!!!!!