本や舞台やコンサート

角田光代さんの薄闇シルエットをきょんちゃんから勧められて、本屋に買いに行ったはいいものの置いてなくて

せっかくなので、角田光代さんの本をペラペラと開いて、「さがしもの」という本を買いました。

(結局きょんちゃんから勧められたやつは買えてないごめん)

 

15時からダンスだからとお昼にはバイバイして来たわけだけど、

なんだか今日はどうもダンスよりもカフェでグダッとしたいなぁとずっと思ってた。

あーもうダンス飽きたのかな。いやでもダンスは続ける、金払ってるし。でも今日は違う。

と自分に言い聞かせて、いつものエクセルに来てみた。

 

今日はジャニーズWESTかデビューして3周年。つまりは、もうすぐで私もファンを始めて3周年。おめでとう。

変わらず、毎回パワーアップしてくれる7人に私はファンを続けることができている。

いつも違う姿を見せてくれてありがとう。これからもどんどん大きくなってね。

 

「さがしもの」を開いてみた。

あれ、私またいろんな女の恋愛短編集買ったんだっけ?なんだっけ?

と思いつつ読み始めてみたら、

本を読んでる人の短編集だった。

そうだった、ことばを大切に、あなたの大切なことばを探して、的な裏表紙を読んで手に取ったんだった。

 

読んでると、私もこの中の話よりも、読んでる自分にベクトルが向いてくる。

私はなんで今日ダンス行きたくなかったんだろう。なんでカフェかなんかでグダッとしたかったんだろう。

そうか、私も私と向き合う時間が欲しかったんだ。

私が何を考えていて、何に心をうごかしているのか。というよりは、何かに対して心を動かす、思考を巡らす時間が欲しかったんだ。

 

そうか、だから私は毎週舞台かコンサートか本か、それとも誰かと何かについて考えながら話したくて。

それが今までできていたから、休日が休日だったんだ。

「休む」ことが私にとっての休日じゃなくて、流れる時間を忘れて「考える」そして、自分を「整える」のが私の休日だったんだ。

 

隣の子がファンレターを書いていた。

書き終わって、ある時にトイレに立ち(多分メイクを直して)、いそいそと席を後にして行った。

あーきっとあの子は好きな誰かに対して、少しでも自分を磨いた状態で、その誰かに会いに行ったんだなぁ。

そして、少しでも「あなたのことが好きだよ。応援してるからね。」って伝えようと、LOFTで便箋を買ったんだなぁ。

そんな気持ちを向けてもらえるなんて、と、その「誰か」に、しっかりしろよ、と思う。笑

ふむ、隣のあの子の気持ちを引き出すものを作りたいし広げたい。

そんな素敵な仕事をしてるなんて、羨ましすぎる。

改めて、しっかりしろよ、と思う。

 

私にとっての本や舞台やコンサートって

私の「休日」であり、私の「目指すところ」であり、なかなかに私にとって深いものなんだなって思った。

 

以上。